業界後発ゆえに生まれたスタイルと
「そこまでやるか」のフィロソフィー
もともと売買物件の仲介を専業としていた私たちが、賃貸部門を立ち上げたのは2013年。賃貸分野では後発だったこともあり、築浅や好立地といった条件の良い物件は少なく、残されていたのは古い物件や空室が続く物件など、高難度のものばかり。しかし、本来オーナー様が「なんとかしたい」と考える物件の多くは、そうした「仲介しずらい物件」であるはずです。そして古い物件は課題が多く、学びにあふれています。私たちはその一つ一つに向き合い、ノウハウを蓄積してきました。物件を託してくださったオーナー様の期待に応えるため、知恵を絞り、あらゆる手を尽くして成約を積み重ねてきた実績。この道のりこそが、パシフィック不動産の現在の仲介スタイルと、哲学の礎となっています。
こまめにケアし、物件を自分事化する。
パシフィック独自の「オーナー担当制」
パシフィック不動産では、2026年春より独自の「オーナー担当制」を導入しています。一つの物件に対して、「仲介担当」と「管理担当」をそれぞれ専任で配置する、業界でも珍しいスタイルです。効率だけを重視するなら、仲介と管理は分業化した方が合理的です。しかし、それではオーナー様のリアルな声を十分に汲み取ることができず、古い物件特有のこまめなケアにも目が行き届きません。担当管理制にすることで、オーナー様に長く寄り添いながら、物件を自分事として捉え、仲介・管理それぞれの視点から知恵を出し合う。そしてトータルで「価値ある物件」「住み良い物件」にしていくことが、私たちの役割だと考えています。
「強み」に頼らないことが「強み」
一から練り上げるフルオーダーメイド戦略
顧客層やリノベーション、システム化など、仲介業者にはそれぞれ打ち出している強みがあります。けれど私たちは、「強みに頼らないことが、自分たちの強み」だと考えています。なぜなら、仲介業は単に「物件」というハードをやりとりする仕事ではないからです。そこには人間関係や暮らし、社会制度など、さまざまなソフトが密接に絡み合っています。特に古い物件ほど事情は複雑で、“お決まりの得意技”に持ち込めば決まる、という単純なものではありません。だからこそ私たちは、オーナー様お一人おひとりの声にじっくり向き合い、その物件に必要なフルオーダーメイドの戦略を、いつも一から練り上げることを大切にしています。